【S11最終627位】あくびヘイラッシャ+キラフロル(ポケモンSVダブルバトル)

 

【はじめに】

SVのダブルバトルで最高順位を更新することができたので、その記念として構築記事を書こうと思います。初めて構築記事を書くので拙い部分もあると思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。(以下常態)


【構築経緯】

リバティノートで以下の記事を読み興味を持ったので、レンタルパを使ってみることにした。

liberty-note.com興味を持った理由は大きく二つある。一つはあくびヘイラッシャを過去に使ったことがあり、そのシーズンはそれなりに良い結果を残せたため。もう一つは、構築のコンセプトがシンプルであった(簡単というわけではない)という理由である。レンタルパの使用感が良かったため、一部アレンジして構築を組んだ。


【構築コンセプト】
  1. キラフロルの毒化粧で相手のポケモンを毒状態にしてスリップダメージを稼ぎ、ダメージレースを有利に進める。
  2. ヘイラッシャのあくびで眠りor交代を強要させる。


【個体紹介】

(頼れるエース)

ハバタクカミ@ブーストエナジー

性格:おくびょう

特性:こだいかっせい

テラス:くさ
143(100)-×-91(124)-173(140)-156(4)-190(140)

ムーンフォース/たたりめ/こごえるかぜ/まもる

調整:

B:陽気パオジアンのつららおとし乱数1発6.2%
C:あまり
D:端数
S:最速トドロクツキ抜き抜き


<持ち物について>
コンセプトにあるように毒によるスリップダメージを稼ぎたいので、まもるを搭載する都合上こだわりアイテムではなくブースとエナジーを持たせた。

<調整について>
調整は上記の通りだが、ヘイラッシャ+キラフロルの選出ができないときはどうしても対面寄りの選出になってしまうので、おいかぜ構築に抗えるよう古代活性でS↑する調整とした。おいかぜをされてもこごえるかぜを一回当てればすばやさがとんとんになるため、この調整は正解だったと思う。

<テラスタイプについて>
水ウーラオスやゴリランダーに対して有利を取れるタイプにした。特にゴリランダーは先制技が強力なため、火力よりも防御面を重視した。この環境ではフェアリータイプが主流なため、あまり警戒されなかった。

<技構成について>
ゴースト技がシャドーボールではなくたたりめになっているが、キラフロルの毒orヘイラッシャのあくびを絡めて戦うため、使用感はとてもよかった。

<雑感>
全試合選出した。状態異常とたたりめのシナジーはもちろんのこと、こごえるかぜのサポートもでき、まさに頼れるエースだった。

 

(縁の下の力持ち)

イーユイ@こだわりスカーフ

性格:ひかえめ

特性:わざわいのたま

テラス:ゴースト
151(164)-×-111(84)-187(116)-141(4)-138(140)

ねっぷう/あくのはどう/オーバーヒート/バークアウト

調整:

B:特化カイリューのこだわりハチマキテラスタルしんそくを確定耐え
C:あまり
D:端数
S:こだわりスカーフ込みで最速テツノツツミ抜き

<持ち物について>
最初はこだわりメガネで使っていたが、上から技を受けて行動することなく倒されてしまうことも少なくなかったので、こだわりスカーフを待たせることにした。スカーフの使用感はとてもよく、足りないすばやさを補って行動保証を持てたので、これでよかったと思う。

<調整について>
正直なところ調整が生きたと感じたことはなかったため(気づいてないだけかもしれない)、まだ改良の余地があると思う。

<テラスタイプについて>
ねこだましやかくとう技を無効にできるゴーストタイプとした。特にテツノカイナの技を1ターンやり過ごすことで、次のターンも削りを入れることができるため強力だった。

<技構成について>
ねっぷうとあくのはどうは必須で、オーバーヒートは高火力技で相手を大きく削れるため採用した。バークアウトは対イエアルマを意識して採用した。

<雑感>
選出率はあまり高くないが、選出した時はしっかりと活躍してくれた。ハバタクカミのすぐ下に配置したことで、「ハバタクカミ+イーユイ」の並びを意識させ、キラフロルとヘイラッシャのギミックに意識がいかないようにするという活躍も見せたかもしれない。


(第二のエース)
ウーラオス(悪)@きあいのタスキ

性格:いじっぱり

特性:ふかしのこぶし

テラス:あく
175(0)-200(252)-121(4)-×-80(0)-149(252)

あんこくきょうだ/インファイト/ふいうち/みきり

調整:
A:最大
B:端数
S:最大

<持ち物について>
特殊耐久や耐性が優秀というわけではないので、タスキを持たせた。行動保証があるので対面性のも上がり選出にも組み込みやすいのが良かった。また、みきりと合わせてトリルターンやおいかぜターンを枯らすのにも役立った。

<調整について>
タスキを持たせているので、耐久には割かず火力に全振りした。

<テラスタイプについて>
この構築で唯一のタイプ一致テラスタル。耐久はタスキに任せているので、テラスはふいうちのリーチを伸ばした。

<技構成について>
特に語ることはない一般的なタスキウーラオス

<雑感>
最後に裏から出す詰め筋の役としてしっかりと活躍してくれた。フェアリータイプ特にフェアリーテラスしてくるヒードラン、ヒスイウインディ)に何もできないが、技の通りがよくエース・ストッパーとして非常良い活躍をしてくれた。


(秘密兵器)

カイリュー@こだわりハチマキ

性格:いじっぱり

特性:せいしんりょく

テラス:ノーマル
189(180)-198(204)-116(4)-×-121(4)-115(116)

しんそく/つばめがえし/じだんだ/アクアジェット

調整:
H:余り
A:11n
S:ヒードランやゴリランダーをおおよそ抜けそうなライン

<持ち物について>
メインウェポンがタイプ不一致のしんそくとなるので、テラスをしなくてもある程度の火力を出せるこだわりハチマキとした。ただ、ゴーストタイプ、サイコフィールド、リキキリンに対してしんそくは打てず、まもるを使うことができなので、ここは改良の余地があると感じている。

<特性について>
いかくやねこだましを嫌ってせいしんりょくとしたが、あまり有効ではなかった。安心感は変えたものの、対面力を重視してマルチスケイルで採用してもよかったかもしれない。

<調整について>
調整意図は上記の通りだが、特にヒードランに対して上からじだんだを打てたのがよかった。

<テラスタイプについて>
メインウェポンであるしんそくの威力を上げるノーマルテラスで採用した。

<技構成について>
メインウェポンのしんそくは確定。モロバレルや場合によってはウーラオスへの打点となるつばめがえし、ヒードランやテツノカイナへの打点となるじだんだまではスムーズに決まった。ゴーストへの先制打点として、最後の一枠にアクアジェットを採用したが、一度も打つ機会は訪れなかった。思い切ってげきりんにしてみるのも面白いかもしれない。

<雑感>
ハチマキしんそくを押し付けたいが、タイプや特性で上手くいなされてしまうことが多く、シーズンが進むにつれてあまり選出ができなくなってしまった。とは言え、キラフロル+ヘイラッシャの展開ができない時は選出していた。できるだけ早めに相手のテラスを切らせたり、残数を減らすことを意識したりして、「どの技でこだわればよいのか」を考えることが、このポケモンを使う上で重要だと感じた。


(構築の出発点)

キラフロル@とつげきチョッキ

性格:ひかえめ

特性:どくげしょう

テラス:ドラゴン
189(244)-×-112(12)-169(28)-119(140)-117(84)

ヘドロばくだん/パワージェム/だいちのちから/エナジーボール

調整:
C:耐久振り鉄のツツミをパワージェムで確定1発
D:補正なし252メガネイーユイのあくのはどう+補正なし252ハバタクカミのシャドーボール確定耐え
S:ヒードランやゴリランダーをおおよそ抜けそうなライン

<持ち物について>
対特殊ポケモンとの打ち合いに強く出れるとつげきチョッキを採用した。最初はタスキでを持たせていたが、順位が上がるにつれて物理で攻撃してくる相手が少なくなり、特殊で集中攻撃して倒してくる人がほとんどだった。それゆえあまりタスキが意味をなさなかったが、チョッキを持たせることでそれを解決した。

<調整について>
D方面をここまで伸ばすことで、ハバタクカミ+イーユイの並びに対してヘイラッシャ+キラフロルの並びで選出することができた。S方面は何度かヒードランに上を取られたことがあったので、もう少し伸ばしてもよいかもしれない。

<テラスタイプについて>
水ウーラオス、ゴリランダー、オーガポンへの耐性を意識してドラゴンを選択した。チョキを持っていないゴリランダーや、耐久に振っておらずテラスしていないオーガポンを返り討ちにすることも何度かあった。

<技構成について>
タイプ一致のヘドロばくだん、パワージェムジェムと、鋼への打点となるだいちのちからは確定。ラスト一枠には水ウーラオスの打点となるエナジーボールを採用した。

<雑感>
ドラゴンテラスが本当に強力だった。初手に水ウーラオスが来ることが多いので、迷わずテラスタルを切り毒びし+あくび展開に持っていけるのが良かった。一方でハバタクカミ+イーユイの並びには若干の不安があった。シャドーボールあくのはどうは耐える調整にしているものの、シャドーボールのD↓+あくのはどうの怯みを乗り越えないといけないので、その点は気がかりだった。


(構築の核)

ヘイラッシャ@たべのこし

性格:いじっぱり

特性:どんかん

テラス:はがね
257(252)-121(4)-158(68)-×-108(180)-56(4)

ウェーブタックル/ヘビーボンバー/あくび/まもる

調整:
A:端数
B:特化ゴリランダーのグラスフィールドウッドハンマー乱数1発6.2%
D:特化ヒードランのくさテラバースト乱数1発6.2%
S:端数

<持ち物について>
場持ちをよくするためのたべのこしを採用した。あくびでのねむりを嫌って交代を繰り返すとヘイラッシャのHPがどんどん回復していくので、この型のヘイラッシャの持ち物はたべのこし一択だと思う。

<特性について>
挑発を無効にできる点、いかくを無効にできる点を評価してどんかんで採用した。そもそも能力ランクを上げて突破しようと考えている相手がいないため、この環境だと天然で採用する利点はあまりないように感じた。

<調整について>
調整は以下の記事を参考にした。特に、ゴリランダー相手にある程度強気に動かせる点は良いと思った。

pokemumemo.hateblo.jp

<テラスタイプについて>
でんき、くさタイプの弱点を消せて、ヘビーボンバーの火力を上げることができるはがねテラスで採用した。はがねテラスヘビーボンバーで耐久振りハバタクカミを1発で倒せるということは頭に入れておきたい。

<技構成について>
構築のコンセプトとなるあくびと場持ちをよくするためのまもる、メインウェポンのウェーブタックルは確定。最後の一枠には、ハバタクカミを意識してヘビーボンバーを採用した。

<雑感>
とにかくあくびが強力だった。ねむりを嫌って交代し続けると実質2vs1の状態で戦うことになるので、ダメージレースを有利に進めることができる。また、交代して毒びしを踏んだ場合、ハバタクカミにたたりめが有効になるので、耐久がありあくびで相手を流せるポケモンは非常に強力だと感じた。ただし、上手いプレイヤーは「ねむらせてよいポケモン」をきちんと判断してねむらせてくるので、常に交代を繰り返すいうわけではないことに注意したい。

【選出】

基本選出(対おいかぜ、壁構築、寿司構築など)

表:

裏:

基本の動きとして、初手はヘイラッシャがあくび、キラフロルは通る技を選択するが、相手の先発にレジエレキやゴリランダーがいる場合、ヘイラッシャはまもるを選択することもある。

今期はトルネロス+水ウーラオスの並びが多く、初手にこの二体を出されることが多かった。その場合は躊躇なくキラフロルにテラスを切っていった。そしてヘイラッシャはウーラオスにあくび、キラフロルはトルネロスにパワージェムを打っていく。キラフロルのパワージェムで耐久無振りトルネロスをワンパンできるが、無振りならタスキ、タスキでなければ耐久振りでパワージェムを耐えてくる。重要なのは、「おいかぜを使用したターンにトルネロスを倒さない」ということ。基本的にこちらのポケモンではトルネロスをワンパンできないので、あらかじめ削りを入れておき、おいかぜが切れるターンに合わせて倒していく。また、トルネロスにはあくびを打たずに、隣のポケモンにあくびとキラフロルの技を打っていく。この2対で場を荒らしたあと、裏の2対で詰めていく。

キラフロルにテラスを切らなかった場合は、ハバタクカミかヘイラッシャにテラスを切っていった。相手が毒状態であれば「ターンを稼いで少しでもスリップダメージを与える」ことが重要なため、耐性が変化するこの二体にテラスを切っていきたい。特にハバタクカミばB方面の耐久が薄いので、ゴリランダーのグラススライダー、水ウーラオスアクアジェットが予想される場合はハバタクカミにテラスを切るようにしたい。

 

対面選出(モロバレル入りや鋼、飛行タイプが多く毒びしが刺さらない相手)

表:

裏:

毒タイプに毒びしを回収されたり、鋼や飛行タイプには毒びしが刺さらないので、そのような構築相手には上記のような選出をする。初手はハバタクカミのこごえるかぜで相手のポケモンのSを下げながら、ウーラオスで削りを入れていくが、相手がおいかぜ構築の場合、ウーラオスは初手みきり、2ターンめに殴りという行動をとる。

また、先発でハバタクカミ+イーユイという選出もすることもある。この並びの強さは言わずもがなだが、イーユイとカイリューの相性補完が良いので不利対面はカイリューに引くという行動も取ることができることも覚えておくとよい。

イーユイとカイリューはこだわりアイテムを持っているが、特にカイリューはどの技でこだわるのかが重要なので、できるだけ技の一貫性が取れてから通していきたい。

 

対トリル(特にイエアルマ)

表:

裏:

あまりマッチングすることがなかったが、イエアルマは初手に来ることが多かったので、イーユイでバークアウト、ヘイラッシャはアルマ方向にあくびを打つ。このゆび+トリルだろうが、てだすけ+ワイドフォースであろうがこの行動に裏目はないので、初手はこの動きをしたい。

サマヨール相手にはあくのはどうサマヨールに打ち、隣のポケモンにはあくびを打っていく。サマヨールをテツノカイナとセットで出してくる場合は、念のためイーユイにテラスを切っていった。あくのはどうサマヨールを1発で倒すことはできずヘイラッシャに痛み分けを打って回復してくるが、こちらはあくのはどうを連打し続けその間にトリルターンを枯らすことができる。隣のポケモンにはあくびを連打しているので交代を繰り返し、痛み分けの回復量も徐々に減ってくるので押し切ることができる。

裏のポケモンはまもるやタスキでトリルターンを枯らすことができるように上記の二体を選出するカイリュー(しんそく)の通りが良い場合は選出することがある。先制技でトリルを無視しながら攻撃できるのはやはり強力である。

【キツいポケモン

(フェアリーテラス)★☆☆
初手で出てきた場合、キラフロルのだいちのちからやヘイラッシャのウェーブタックルを読んでフェアリーテラスしてくるヒードランが多い。テラスされてもヘドロばくだんで抜群を取ることができるが、そのターンに倒されてしまうと苦しい。あくびを絡めたりヘイラッシャで殴りながら、裏のポケモン圏内に入れるよう意識して立ち回りたい。

 

★★☆
カイリュー以外こちらのポケモンは対面で勝つことができない。まずは「いかに早めに削りを入れることができるか」を考える。初手に来た場合はヘイラッシャのあくびとキラフロルのだいちのちからでテツノカイナに集中する。Dに252振ったチョッキカイナは、だいちのちから×2+ムーンフォース(もしくはインファイト)で倒せることを覚えておくとよい。毒状態になったら裏の圏内に入れやすくなるので、場にいる場合は積極的にあくびを打って裏に流し、毒びしを踏ませたい。

テツノカイナにドレインパンチで回復されると厄介なので、場にウーラオスや鋼テラスしたヘイラッシャがいる場合は気を付ける必要がある。 

 

★★★

ほうしを防ぐ手段がハバタクカミのくさテラスしかないので、相性は非常に悪い。こちらが初手にハバタクカミ+ウーラオス(カイリュー)を出した場合、ハバタクカミはこごえるかぜorたたりめで削りを入れ、ウーラオスにテラスを切ってあんこくきょうだを打つ。カイリューであればつばめがえしを選択する。イーユイを初手に選出した場合、モロバレルに水テラスを切ってくることがあるので、安易にほのを技を選択せず、あくのはどうを打つと良い。

【おわりに】

拙い文章ですが、ここまで読んでいただきありがとうございました!毒びしは想定通り強力でしたが、ヘイラッシャのあくびが想像以上に強く、とても活躍してくれました。来期はDLCポケモンが追加され環境が変わるかもしれませんが、これに近いコンセプトで新たな構築を組みたいと考えています。何か質問などがありましたらX(旧Twitter)にてDMして下されば回答いたします!(@Mega_Genger_094)

ここまで読んでくださった方にレンタルパを公開しますので、よかったら使ってみてください!